朝店に着くくらいの時間に、清水健太郎の「失恋レストラン」お琴バージョンが商店街のBGMでたまに流れてます。
聞くたびに何とも言えない生暖かい何かがこみ上げてくるんですが、そういえばこの歌ちゃんと聞いたことがなかったな、と思って聞いてみました。
なんとなく、失恋した人たちが清水健太郎のレストランに集まって傷を癒す歌なのかと思ってたら、彼ただの客じゃないですか。びっくりですよ。
恩着せがましく店の備品をすすめるわ、客が注文してないカクテルを勝手に頼むわ、マスターに歌は歌わせるわ、そのくせマスターの料理を「メシ」呼ばわりするわ、完全に我が物顔でふるまう迷惑常連客です。みんな帰った後のラストオーダーにフルコース注文すんなや。
一番驚いたのは、失恋客の世話を焼きながら彼自身は失恋どころか「まだ恋したこともない」耳年増の失恋ワナビーだったことです。みうらじゅん言うところのDS(どうかしてる)。
最後の「ネェーマスター」の連呼で、2人きりだと彼がマスターから無視されてることはわかるのですが、なんでこいつ出禁にしないんでしょうね。
マスターがなんらかの弱みを握られているのか、「失恋レストラン」という店のコンセプトとは切っても切り離せないほど名物おじさんとして定着してしまっているのかもしれません。仲の悪い漫才コンビみたい。
歌の内容がショックだったので、思わずブログ書いちゃいました。
あと、4月19日と20日はお店お休みです。