読まなければよかったのに日記

店舗:横浜市中区伊勢佐木町4-114-101 (5月27日まで休業しております) 絶版文庫・古書漫画高価買取致します

ジョリーに期待

12月7日(月)

6時起床。車で所沢へ。

11時オープン。月曜にしてはまずまずの盛況ぶり。

お昼天天で今回3回目のタンタン麺。コロナ対策で窓を開けているのか、風が入ってきて寒い。寒いのはいいとして、タンタン麺が冷めることへの恐怖感から、急いで食べる。味へのこだわりとか、すごくおいしいものを食べたいという欲はあまりないのだけど、目の前の料理を(自分にとっての)最善のコンディションで食べたいという欲は非常に強い。ぬるいラーメンとか最悪。

コメダシロノワールはおいしいとは思うけど、あれもホカホカデニッシュの上にひんやりソフトクリームが乗っていて「アイスが溶ける!デニッシュが冷める!」という溶けと冷めのダブルの恐怖感が押し寄せてきて精神が不安定になるので一度しか食べたことが無い。マクスウェルの悪魔が、いい具合にお互いの温度を一定にして、口に入れた瞬間にひんやりアイスとホカホカデニッシュが融合する最高の初期状態が維持できればいいのにと思う。

ちなみに、モスのモス野菜バーガーとか菜摘バーガーはパティがすぐ冷めるので、店内で出来立てをすぐに食べるのが元モス店員としておススメ。逆にチーズバーガーは1分くらい置いてから食べると、チーズがほどよく溶けて大変おいしゅうございます。

 

20時閉店。スタートダッシュは良かったものの、週末から売上が失速して、結局前回と同じくらいに落ち着きそう。

今日こそ満州で餃子ダ!と思いウキウキしながら向かうと、ラストオーダー過ぎてたので今日も満州に行けず。どうしようか考えながら車を走らせてたら、右手に灯りのともった尖塔が見えたので「リンガーハットがあった」と思うも、普通の教会だった。

もう例の馬鹿みたいなラーメンを食べる気はないので、消去法で丸亀製麺で肉うどんを注文。脂身ばかりで嫌になる。かけうどんにすればよかった。

所沢街道沿いにジョリーパスタが年末にオープンするみたいなので、次回はジョリーに期待。万が一ジョリーが失敗に終わっても、「ジョリーでご機嫌ななめ」という記事を書くまでの青写真はできている。

エコティッシュ

6時起床。昨日が異常に忙しかったので朝フラフラ。

電車か車か迷ったが、雨降ってて寒いので車で所沢へ。

所沢古本まつり4日目。文庫の在庫を「馬鹿なの?」ってほど持ってきたので、ガツンと入れ替える。

今回からレジ番になったので、終日レジ打ち。学生時代のコンビニバイトで死ぬほどレジは打ってきたが、なぜか今でもレジ打つのは楽しくて好き。レジ楽しいよレジ。

お腹が空いてたので、近くの居酒屋のランチでハンバーグ、から揚げ5個、ウインナー付というわんぱくなセットを注文。わんばくなのでおかわりもしちゃう。

8時終了。昨日もまずまずの売上で、今回は前回より売上良さそう。

 

夜、今回まだ行ってない餃子の満州で食べて帰ろうと思ってたが、荷物を乗せに車によったところ、なぜかうっかりパーキングの清算をしてしまい、そのまま出庫することに。残念ながら満州はまた次回に。

車を走らせながら、さて、どこで食べようか思案する。王将はこの前行ったら餃子がベチャッとしてておいしくなかったし、丸亀製麺はなんかあまり好きじゃないし、街道沿いの中華屋と山田うどんは開いてないし・・・

ふと、青梅街道にレッドロブスターがあったことを思い出す。


【なつかCM】Red Lobster

子どものころ見たレッドロブスターのCM。

いわゆるアメリカっぽいところなんてのは自分の住んでる世界には皆無で、テレビの中にだけ存在していたのだけど、そのアメリカのイメージど真ん中って感じですごく印象に残っている。世界が今自分が見ている視界のみ存在し、それ以外は暗黒で、自分が視線を向けた瞬間その範囲だけ世界が構築されると思っていた当時の自分にとって、アメリカなんていうところは、なんかそういうところがあることになってるらしいが、自分の見たことの無い世界=実際には存在しないイメージの中にだけ存在する世界であり、もはやあの世の世界としか思えず、それ以来レッドロブスター=あの世という感覚が抜けずにいる。今行ったら甲殻類のファミレス程度にしか思わないのだろうけど、そういったどうでもいい子どもの頃の感覚は残しておいてもいいかなと思っているので、今後もレッドロブスターには行かないと思う。レッドロブスター、我がタナトスの象徴。

 

迷いに迷って結局、今まで3回くらい行って毎回失敗したと思うラーメン屋に入る。

毎回、このメニューの中では一番マシな感じのものを選んで、失敗したと思っているので、どうせ失敗するなら今回は逆に普段なら絶対注文しないやつを食べてみようと思い、粉チーズの乗っている味噌ラーメンを注文。3分ほどで出てきた。

具はもやし、炒めたひき肉、粉チーズ。こんな馬鹿みたいな食べもの見たことが無い。味も予想通り濃さのインフレって感じ。

迷った時ほど、最後にどうでもよくなって最悪のチョイスをしてしまう癖があって、今までそれでずいぶん損してきてる気がする。この癖は本当に直したい。

 

隣の席のお兄さんが、鼻かんだティッシュでそのまま顔の汗を拭いてるのが視界の端に入りびっくり。

いくらなんでもエコが過ぎる。今日から君のあだ名は「エコティッシュ」だ。

俺はラスボス

6時起床。起きた瞬間、「自称ラスボス」について抱えていたモヤモヤの正体がわかった。

だいぶ前、「自称ラスボス」と書かれたTシャツを見て「なんか嫌だな」と思ったものの、割とどうでもいいことなので深く考えずすっかり忘れていたのだけど、寝ている間に考えていたらしい。

ただの「ラスボス」ではなく「自称」とつけることによって、「こんな風貌ですがラスボスなんです。まあ自称なんですけどね笑」という、ボケている自分を俯瞰して見ていることを表明してしまっている点にモヤモヤしていたんだと思う。

漫才とかコントのボケの人が「私今ボケてます」っていうのを表明するなんて最悪じゃない。ただ「ラスボス」だけでいいんですよ。そしらぬ顔で「自分はラスボスです」という態度を貫くのがボケなんじゃないでしょうか。「俺はラスボス」というボケが面白いかどうかはまた別の話ですが。

 

以前設計の仕事をやっていた時、朝起きた瞬間にその時期描いていた図面の数値や構造の間違いに気がついたり、図面とにらめっこしてても思いつかなかった加工法を思いついたりしたことが何回かあった。ミュージシャンでも起きた瞬間にフレーズやメロディを思いつくことがあるらしいので、寝ている時の脳の働きってすごいんじゃないかと思っている。

 

梱包発送してお店に寄り組合へ。ツイードさんとちょっと音楽の話。最近ツイードさんが聞いてる音楽を聞くと、

「最近あれを初めてちゃんと聞きましたよ。あれ。なんだっけ。あれですよあれ。レモンの人。」

レモンピープルかと一瞬思ったが、米津玄師のことだった。微妙に古いな。

「あとあれもいいですね。あれあれ。・・・キング・グヌー」

僕も流行の音楽は疎いので、お互い会話のおじさん感がすごい。ヨレヨレ。

ボノボは良くないですか?ninja tuneの」とふると

「ああ、ボノボいいよね」と、さっきまでヨレヨレな感じの会話だったのが、好きなジャンルの話になると急にシャンとしてたのが面白かった。

ニガミ17才とryutistのニューアルバムがいいということと、キンググヌーではなくキングヌーであることを伝える。

 

大市の出品物をまとめて、12時所沢へ出発。

青梅街道の「無添 くら寿司」の看板をみてまたモヤモヤする。「無添」って何かね?

通常「無添加」というとなんとなく、体に悪いものは入ってませんよ的な感じを受けるが、何を添加してないのかわからないし、そもそも「無添」だから実際には全く意味がわからない。ただフワッと騙されてるような気がする。

ちょっと前までラジオで「買取専門だから、どこよりも高く査定します!」という中古車買取のCMをやっていたが、自分の所で販売しないんだったら買い取った車はオークションなどで業者に売るしかないわけで、その専門店の買取価格はオークションの相場より当然安くしなければならない。専門店の買取金額がオークションの相場以下じゃないと利益がでないのに対し、自社で販売する店はオークションの相場以上で買い取っても利益を出すことは可能。つまり自社で買取販売する店より買取専門店の方が基本的に査定額は安くなるはずなんだけど、専門店という言葉の強さと勢いで、なんとなく説得力がある感じはする。どう考えたっておかしいんだけど、よく知らない人はフワッと騙されそう。

 

所沢街道に入り、街道沿いのガスト内の唐揚屋の「からあげグランプリ 3年連続金賞」の看板が目に入る。まただ。また企業がフワッと騙してくる。気がする。

毎年金賞が複数いるかもしれんし、金賞の上に優秀賞とか最優秀賞とか大賞とかあるかもわからんし、そもそもからあげグランプリとか知らんし、もしかしたらモンドセレクションみたいなのかもしらんし。

実際、本当においしい唐揚げを決めるコンテストで優勝したのかはわからないし調べてないけど、そういうよくわからない権威がありそうなものをフワッと信じてしまうのはちょっと危ないんじゃないかな。ていうかガストだし。

インフルエンサーとかカリスマなんとかとかブックなんとかにも通じる、権威主義的な人の心を利用する胡散臭さを感じちゃう。

 

2時頃所沢着。並べ。どの催事でも、「なんでこんな本に値付けしたんだ」とか「これは持ってこなくて良かったな」とか「全然売れる気がしない」とか思いながら、悲観的な気持ちで本を並べてる。

 

6時ごろ組合に戻り明日搬入する分の積み込み。

福田さんがいたので、昼にツイードさんと話していたことを話すと、福田さんもおじさんという自覚があるらしく、EDMの良さがわからないと言っていた。

僕もEDMはよく知らないので「EDMってテクノですか?ハウスみたいなの?」と聞いたが、そもそもこと質問がトンチンカンなんだと思う。

サマソニのヘッドライナーがEDMのミュージシャンらしいのだけど、全然良くないとのこと。それはもう、シカゴハウスから聞いてきた人が、ビックビートなんて全然良くないという感じじゃないですかね。という、例えもまた微妙な結論に落ち着く。

すみません。100円ください。

11月24日(火)

8時起床。のんびり梱包を済ませて車で出勤。

開店前、近くのポストに向かっていると、向こうから来た20代くらいのお兄さんが、おばさんに「すみません。すみません。」と話しかけた。

道でも聞くのかなと思ったら、「すみません。100円くれませんか?」と。

おばさんが無視してると、サッと踵を返して何事も無かったかのように、何か歌いながらコンビニに入っていった。朝からなんなん?

彼の様が終始、「おばさん、100円落としましたよ」「あら、ありがとう」「いえいえ」くらいのさりげなさだったのがやたら不気味だった。心臓が強いというより、心が完全になくなってる感じ。

大学生の頃、スーパーでお昼ご飯を買って帰る途中の住宅地に普通の道で、向こうから来たスーツの男の人がニコニコしながら「これ持ってもらえませんか?」と、財布を差し出してきたことがある。財布のセールス?こんな場所で?持つ?と思ったが、その財布を見たら、明らかに中にいろいろ入ってる、数年は使ってると思しき財布で、相手の意図が全くわからず怖くなって逃げだしたことを思い出した。未だにたまに考えるのだけど、何の目的で財布を持たせようとしたのか全くわからない。

まあ伊勢佐木町なんでいろんな人がいますわな。

 

11時。今日は降るのか?降らないのか?よし!降らないに賭けた!と均一全面展開で開店。午後から降りだす。

引き続き一日値付け。レジ前に積んであった未整理の文庫50本をようやく片付けた。閉店後、車に乗せた本の運び込み。50本片付けた跡地に60本置く。残りは空いてる所に適当に積んで帰る。

 

家の近くのドラッグストアでお米と洗剤を買う。

このお店に2,3年前から勤めてる女の子。最初見た時は明らかにやる気がなく、台車を足で蹴って押したり、一挙手一投足が完全にふて腐れ感全開で密かに「キレる十代」とあだ名をつけていたのだが、去年あたりから、見違えるようにキビキビ動くようになった。今日は薬剤師が着てるような白い服を着てたので、何か資格でも取ったか、職場内でちょっと偉くなったんだと思う。この店は何かものすごいバイト研修システムでもあるんだろうか。その研修システムを持ってすれば、道行く人に「すみません。100円くれませんか?」って言って回る兄ちゃんを、「すみません。100円あげます」という金配り兄さんに変えることもできるかもしれない。と妄想したが、それはそれでやべーやつだなと思った。

川がうちの近くにくればいい

11月23日(月)

7時起床。昨日セットしておいた炊飯器、水が少し足りなかったのかご飯が少し硬い。

梱包、本局で発送。暖かくいい天気。

たまには昼間から多摩川の河川敷でビールでも飲みながらゴロゴロしたいと思っていて、今日はまさにうってつけの陽気なのだけど、そもそも多摩川までゴロゴロしにいく気力がない。川がうちの近くにくればいい。

 

組合に行き入札をして11時開店。コミティアにも行きたかったが、所沢の準備もあるし、車に乗ったままの本を降ろす場所も作らないといけないので、しょうがない。

一日もくもくと値付け。均一以外さして売れず、淡々とした一日だった。世は並べて事もなし。

 

7時閉店。組合へ。

横浜関連と中国思想の口のみ落札。一番欲しかった医学系の山は僅差でI君にやられてた。市場に来るようになって日が浅いのに、あらゆるジャンルでバリバリ落としててI君はすごいなぁ。僕にはとてもできない。(小学生の感想文)

本屋はセンスと度胸だなと思う。

 

落札品を整理して、9時過ぎ帰宅。

ハイライトでブラウンズ対イーグルス戦見る。ブラウンズは今日も勝ったし、プレーオフの可能性も十分あるが、強いなぁって感じが全くしない。2人のRBがゴリゴリ進む感じの、僕の好きなタイプなので楽しいことは楽しいのだけど。

FMおだわらの巻上公一のラジオを聞き忘れてた。

 


ととぅ(あがさ、飯島ゆかり) / まひるのつき


ドンパンサンバあがさ版 / あがさ


やんれ節 鈴木主水白糸くどき (Yanre-bushi)

その巻上公一のラジオで先日流れてた江州音頭の曲が良かったので、他のCDも含め通販で購入。あがささんというミュージシャン。一度ライブに行ってみたい。

いやあよく来たね。カニ食べてってよ!

8月10日(月)

6時半起床。ニガミ17才あくびちゃんのラジオ体操配信10日目。今のところ皆勤賞。

土日分の梱包。でかいものが多くちょっと手間取る。

先日届いた、年間利用数が500に満たないため特約ゆうメールを解約しますという通知を開けてプリプリする。500なんて余裕で超えてるよ!(あとで問い合わせたところ、向こうのミスと判明)

お弁当を作って10時前出発。組合で買上げ品を乗せ、本局で出荷。

11時ギリギリ開店。

日中は暑すぎてあまり売れず。ボソボソお弁当を食べてたらおじいさんがまっすぐ帳場に来て手帳をパラパラやってる。

「(探求書かな?)はい。なんでしょう?」

「えーと、・・・『シネマリン』ってご存知ですか?」

「はい。知ってます。」

「ああ!知ってますか!そうですか!(超うれしそう)」

          無言で見つめあう間

「(道を知りたいのかな?)お店を出て左にまっすぐ行くとドンキホーテがありますので、そこを」

「私東京から来まして、今からそこ行くんです!」

「はぁ・・・」

          無言で見つめあう間

 

道を知りたいわけではなく、ただシネマリンに行く事を僕に言いに入ってきたらしい。何故?誰?

「これだけ本があると本読み放題でいい商売ですね」

「はぁ・・・」

            間

「私今まで32冊本を書きました!」

「はぁ・・・」

            間

糠に釘を打つような僕の反応に、ガッカリした様子で帰って行かれた。

 

あのおじいさん、僕に何を伝えたかったのかな、としばし考える。

もしかしたら、わざわざ東京から伊勢佐木くんだりまで来て、いい感じ(な気のする)の商店街の、人情味溢れる(と思しき)個人店で、ハートフル(になるであろう)会話を楽しみたかったいい旅夢気分なだけだったのかもしれない。だとしたら、こんな無愛想でフリートーク力皆無の糠に釘男で申し訳ない。次生まれ変わったら、「いやあよく来たね。カニ食べてってよ!」とか言ってそうな旅番組に出てくる魚屋の親父みたいになるから。また来世で。

 

文庫の値付け、市場に出す本の整理。ちょっと涼しくなってきたくらいからお客さんが増えてくる。

ブログやツイッターを見ていただいているお客さん。読んでいただいていると言われると素直にうれしい。ただ自発的に書いといてなんですが、ちょっと恥ずかしい。ランバダパンダちゃんに反応していただき、ひさしぶりにランバダを発動した。

 

19時閉店。車と店のに本を乗せかえて組合へ。出品、カーゴの整理など。ネット登録した本を店に忘れてきて再度戻ってたりして22時帰宅。ラーメン作って食べる。


RYUTist - ALIVE【Official Video】

 

初めてアイドルのCDを買った。

何年か前からナンダロウさんがツイッターで頻繁に推してたので名前は知ってた。

ニューアルバムの曲がどれもすごくいい。1曲目がスティーヴ・ライヒみたいな曲だった。

 

 

うちの店は店主がずっと本拭いてますが何か?

7月4日(土)

8時起床。今日ものんびり生うどんの動画など見て出勤。

11時開店。風強くテント出せず、雨は降りそうで降らない。売り場をつぶして均一の什器を店内に置くか、濡れるの覚悟で外に出すか悩む。さすがに土曜日に売り場をつぶすのは嫌なので、たいして売れない単行本の売り場を一部つぶし、文庫のワゴンだけ外に出した。

ちゃきちゃき大放送、新番組のバービーの週末ノート。緊張のためかバービーがかみまくってた。問わず語り、ハライチのターン、さらば青春の光空気階段。書いてて思ったけど、お笑い芸人ばっかだなTBS。

4時頃、なんとなく嫌な気がして外のワゴンにシートをかけたら、かけ終わった瞬間雨が降ってきた。風雲たけし城の「戦場に架ける橋」で池の手前ギリギリに止まったかのような、してやったり感。

 

6時頃、知らない男性から電話。古本屋志望で、週一、二日バイトかボランティアでもいいのでお店の仕事をさせてもらえないか、とのこと。名前も名乗らない人にお願いしたくないので断ると、では組合の市場を見せてもらいたいと。一般の人は入れないと伝えると今度は、雲雀洞のバイトという体にしてもらってはどうかと言われる。顔も名前も知らない人をなんで僕が連れて行かなきゃいけないのか。すげーずうずうしいなあんた。そもそも、仕事させてもらえないかとそっちから言ってきてるのに、「ずっと本拭くとかの仕事だと困るんですけど」とか言う?うちの店は店主がずっと本拭いてますが何か?

自分も未経験から手探りで始めた身なので、古本屋を始めたい人を応援したいという気持ちはあるが、さすがにこんな感じで来られたら関わりたくない。うちで働いたって得るものは何も無い、やると決めてるんならバイトなんてしたって時間の無駄だからさっさと開業して市場で買って覚えなさい、よくわからないなら組合でそのうちセミナーがあるからそっちに行きなさい、と伝える。

その後も、開業資金はいくらくらい必要か(ナンセンス。人によってさまざま)、組合に入らないで買い取りのみでやっていけるか(ナンセンス。本人の力量次第)、サイン本にくわしいお店を知ってたら紹介してほしい(知らない。知ってても紹介したくない)など不躾なことを聞かれるが、喧嘩してもしょうがないので今回限りと、丁寧に答えて電話を切る。金輪際対応はしない。

業界の端っこにしがみついてる自分が言うのもなんだけど、そんな「教えて教えて」な人はそもそも自営業に向いてないので、違う仕事を探すことをお勧めします。