<今後の催事予定>
3/30-4/2 青札市(高円寺 西部古書会館)
3/23-4/19 フジサワ古書フェア
4/8-4/9 横浜めっけもん古書展(反町 神奈川古書会館)
今日は高円寺西部古書会館の青札市の搬入、藤沢の補充に行ってきました。
日中ムシムシする陽気で、藤沢の補充を終えるころにはちょっと汗ばむくらいでした。
猛烈にアイスが食べたくなってきて、同じビルにサーティワンが入ってたことを思い出したので、恐る恐る覗いてみました。
以前、妹の誕生日ケーキとアイスを買いにサーティワンに一人で行ったもののシステムとかがよくわからず、店員のお姉さんに┐(´д`)┌みたいな顔をされて以来、このお店入るの恐いんです。
店内を覗くと、ちょうど何かの習い事が終わったタイミングなのか、若いママさん数人と、小学校低学年くらいの子が8人くらい、あと女子。
一瞬、というか店出るまでずっとひるみ続けてましたが、もうアイスの口になっててしょうがなかったので、とりあえず頑張ってママさんの後ろに並びました。並んでからまたしてもシステムを理解してないことに気づき、ここで逃げるのもなんか恥ずかしいので、目をバッキバキにして、前の客と壁のメニュー、貼ってある注意書き、店員の動きに全神経を集中しました。
「お金を払ってから、アイスを選ぶらしい」
「カップorコーン、スモールorレギュラー、シングルダブルあとなんかでかいのから選んで注文するらしい」
「持ち帰り30分ならドライアイス無料」
「スプーンの有無を聞かれるらしい」
了解。脳内で練習。
持ち帰りカップシングルレギュラー持ち帰りカップシングルレギュラー持ち帰りカップシングルレギュラー持ち帰りカップシングルレギュラー持ち帰りカップシングルレギュラー持ち帰りカップシングルレギュラー持ち帰りカップシングルレギュラー持ち帰りカップシングルレギュラー持ち帰りカップシングルレギュラー持ち帰りカップシングルレギュラー
蛭子さんの漫画のキャラみたいな変な汗を出しながら脳内でオーダーの練習をしてる間、前に並んでた子連れのママさんが訝しげにチラチラこちらを見てきます。
「おっさんが甘いの好きだっていいじゃんよ。そんなに珍しいかよ。ジェンダーだよジェンダー。あんたジェンダーがあれだよ。ばーかばーか。」
テンパってるので、完全な被害妄想に対して脳内で空虚な反論をしたりしてましたが、おっさんがアイス屋にいることじゃなく、目バッキバキで店内を観察していたことを怪しんでたんだと思います。だとしたらママさん、あなたは正しい。世の中危ないおじさんもいるから気をつけなさい。あと、ばかって思ってごめん。
ついに自分の番がきました。
「お待たせいたしました。」
「持ち帰りカップシングルのレギュラー(`・ω・´)」
「ありがとうございます。400円になります。」
「500円で(`・ω・´)」
内面では吐きそうになってるのですが、強がりは得意なのでハッキリクッキリ受け答えできました。よく出来ました。
「アイスはお決まりですか?」
決めてませんでした。どうしよう。
無類のチョコレート好きなのでチョコならなんでもいいけど、何があるのかわかりません。なんか一番遠くの方にチョコ色のアイスが見えるのですが、そこまで行って「えーっとぉー」とか言って間に後ろのヤンママに「チッ!」って舌打ちでもされようものなら「もういいです!」と言い残してダッシュで逃げ出すくらい、精神的に追い込まれてます。
どうしようどうしようと思ってたら、ちょうどレジに近いところにチョコ色の何かが見えました。
「ロッキーロード!ロッキーロードで!」
助かりました。たぶんチョコの何かです。
店員のお姉さんがアイスをカップに入れ、蓋をしてこちらに見せながら何か言ってましたが、ゴールはもうすぐそこという安心感から、放心状態でよく聞こえず、とりあえずハイ、ハイと答えました。やっと食べられる。
いや。今なんか言ってたのはもしかして「スプーンはご不要ですか?」じゃないのか。ハイっていっちゃったよ。どうしよう。手づかみ?
不安になりながら、お姉さんの次のアクションを待ちます。
「スプーンはつけますか?」
ここだ!よかった!ください!ください!
ふらふらになりながらなんとかアイスを買うことができました。
ネッチョリ濃厚&アーモンドの食感がよかったです。
サーティワンのシステムは理解したので、もう大丈夫です。
次はアイスケースに片肘つきながら、
「そうね。今日はダブルでいってみようか。ポッピンシャウワーとナッツトゥユー(店員さんにウィンク☆)で」
って言います。
ちなみに、過剰な自意識で精神を削った記録第一弾はこちらです↓