読まなければよかったのに日記

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コーン食べ残しエフェクト

昨日はお休みで、家にいるのがもったいないくらいのいい陽気だったので、西谷まで歩いてお昼を食べに行きました。

tabelog.com

地元のおじいちゃんたちが憩う良いお店です。

なんとなく、普段食べない塩バターコーンラーメンを注文すると、レンゲが二つ付いてきました。普通のレンゲと、コーンだけすくって食べる用の穴の開いたレンゲでした。昔見た笑っていいともの素人さんの発明を紹介するコーナーで、まさに同じものを紹介していて、その時は「クダラネー(笑)」的な扱いをされてたんですが、ちゃんと需要があって商品化されてるじゃないですか。せっかくなんで、フル活用してコーンもおいしくいただきました。

そのレンゲでコーンを食べててふと思ったんですが、「宇宙の大きさや歴史で考えたら、人間なんてちっぽけなものだ」みたいなことをよく言うじゃないですか。その理屈からいうと、ちっぽけな人間が、スープは一緒に飲まないようにコーンだけすくって食べる用の食器を使ってラーメンのコーンをチマチマ食べるという行為が、宇宙規模で考えるとあまりにもちっぽけすぎて、「今、全宇宙の中で最も卑小なことしてるナウ」と思いながら心の中で一人ウケてました。

 

タイムトラベルもののSFファンならたぶんみんな知ってると思うんですが、「親殺しのパラドクス」というものがあります。

もし、タイムマシンで過去に戻って自分の親を殺したとしたら、どうなるか。自分は生まれないことになるから自分は存在しなくなるが、そうすると親も殺されないから自分は生まれることになる、ということはやっぱり自分は親を殺すことになるから自分は存在しなくて・・・ウワー/(^o^)\ってなるやつです。

「バックトゥザフューチャー」で、過去に戻ったマーティーがなんかして(記憶が曖昧)両親が結婚しない未来になりそうになり、マーティーの体が透けてくるというのがありましたが、透ければ解決って簡単な話じゃないんですよ。マーティーが透けきって存在しなくなったら、マーティーは過去に戻ることもなく両親は無事結婚してマーティーが生まれて過去に介入して両親が結婚しなくなりマーティーの体は透けてウワー/(^o^)\

で、みんなウワー/(^o^)\ってならないように、「パラレルワールド」とか「多元宇宙論」というものを持ち出し、時間を一本の線として考えず、平行する無数の世界があって、過去に戻って歴史を変えてもそれは元居た世界とは別の世界の話としてパラドクスを解決するという手を使ったりするわけです。

以前は「多元宇宙論というのはですね(΄◉◞౪◟◉`)」とこういうキモイ説明をしなきゃいけなかったんですが、今は普通に「世界線」という言葉を目にするので、わりと通じやすいかもしれません。みんながキモくなってなによりです。

 

その多元宇宙論バタフライエフェクトを併せて考えると、僕がラーメンのコーンを一粒食べ残しエフェクトにより全世界に平和が訪れたり、逆に第三次世界大戦が勃発するワールドというのも無数に存在するわけで、ラーメンのコーンだけすくって食べる用レンゲでコーンを食べることも、考えようによってはワールドワイドな一大事業と言えなくもないわけです。

 

 

という妄想をしたりして休日を過ごしてます。