読まなければよかったのに日記

店舗:横浜市中区伊勢佐木町4-114-101 絶版文庫・古書漫画高価買取致します

君をハムの人などと呼ぶ筋合いはない!

新橋古本まつり、BOOK&A終了しました。お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。

年内の催事は来月の所沢だけになってしまいました。催事大好きマンとしては非常に残念なのですが、とりあえず所沢に向けて頑張っていきます。所沢が終わったら露骨にやる気をなくします。

 

先日、入札市の並べを終わらせた後、先輩のFさんとあーだこーだ駄弁ってた時にV・E・フランクルの「夜と霧」の話になったんですが、二人ともタイトルを思い出せず

「あれ、なんだっけ?」

「あれですよね。」

「そう、あれ。・・・・あ!黒い霧!」

「それは清張じゃないですか?」

「そうだっけ?・・・黒と夜だっけ?」

「いやー・・・」

「やっぱ黒い霧だよ」

「だからそれは清張ですって!」

っていうグダグダを1分くらいやって、やっと「夜と霧」がでてきました。

記憶の引き出しにしまっておくうちにバラバラになったパーツ(夜・霧)と、どこからか混ざってきた似た感じのパーツ(黒)に、適当な助詞をくっつけて入れ替えて正解の型にピッタリはまったら当たり、みたいなことをし始めました。二人ともまだ40代なのに。

今のところ、正解の型はまだ正確ですが、

「黒い雨!」

「それな!」

となり始めたら、いよいよ終わりです。

 

Fさんは、以前にも棟方志功が思い出せなくて

「ほら、あの人。彫刻刀の人。」

って言ってました。

王貞治を「バットの人」って言うくらい捻りのきいたボケ方をする記憶弱者な方なんですが、私もそのヒントで棟方志功とわかってしまったので、同類かもしれません。

 

 

「の人」で思い出したんですけど、20年くらい前に、別所哲也を「ハムの人」として印象付けようとするハムのCMシリーズがあって、それが未だにずっとひっかかり続けています。

まず、その時点で別所哲也は「ハムの人」と称するほどハムの人ではなかったですし、当時、ハムと言えば「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」の山下泰裕選手(略して、とにかく育ってほしい山下)もしくは、「動物のお医者さん」の主人公ハムテル。どっちかでしょう。40代以上の人に「ハムと言えば誰?」って聞いてごらんなさい。山下かハムテル、どちらかを答えます。このカシオミニを賭けてもいい。

 

みうらじゅん言うところの「権威濃すぎ」の権威は、他人が勝手につけてくるものですが、「ハムと言えば別所哲也」という、起用しているタレントにある種の権威づけを自らする意図が透けて見えるのも嫌です。なんというか、やり方が厚かましい。

なので、「私がハムの人です」という主張に対しては、娘に彼氏を紹介された時の親父のごとく「君をハムの人などと呼ぶ筋合いはない!」と抗っていく所存です。


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なお、別所哲也はとっくの昔にハムのCMを降板しています。

そうです。わたすが湘南ボーイです。

新橋古本まつり並べてきました。

明日から土曜日までやってます。

早く行かぬと売りきれるかも知れませんヨ。

 

-年内の催事予定-

11/6-11/11 新橋古本まつり

11/9-11/12   BOOK&A

12/6-12/12 彩の国所沢古本まつり

 

来月はみんな大好き所沢古本まつりもありますよ。ぜひお越しください。

古本まつりはもちろん、所沢に本店を置く、ぎょうざの満州山田うどんを愛してやまない不肖雲雀洞。年間30日以上所沢に行っていることから言っても、これはもう所沢市民と言ってもいいのではないでしょうか。自称市民でもいいです。自治体が認めてくれなくても、私の気持ち的にはホームです。所沢の皆さん、よろしくどうぞ。

 

 

人から出身地を聞かれ、茅ヶ崎だと答えると、だいたい「湘南ボーイじゃん!」か「サザン好き?」と言われます。

私が所謂「湘南ボーイ」でないことは、よほどのオトボケさんでないかぎり一目でわかりそうなもんなので、ちょっとしたイジリを含んだ会話の糸口程度のことなんでしょうけど、いかんともしがたいくらい湘南ボーイじゃないので、「・・・海嫌いなんスけどね・・・へへ・・・」と俯きながらボソボソ答えて会話が終了します。

「サザン好き?」も、別に好きじゃないので「いえ、別に・・・」で会話終了。

「別に」の言い方なんてもう、沢尻エリカより上手いですよ。

こういう場合、向上心のある人間なら、サザンを聞いてみたり、サーフィンやってみたり、もしくはうまい返しのパターンを用意しておいたりして、他人とコミュニケーションを図ろうとするのかもしれませんが、私は興味があること以外全く興味がない、アジャスト能力皆無マンなので、いまだに「へへ・・・」と「別に・・・」で会話を終わらせています。

そもそも、世間でいう「湘南ボーイ」みたいな人、ほとんどいなかったですからね。本当にごく一部、サーフショップのまわりにたむろしてた人たちくらいのもんで。今はウェイウェイした人たちが増えてきてますが、昔はそんな感じでした。

って答えても「お、おう・・・」ってなるでしょう?。

なので、湘南ボーイって言葉自体好きじゃなかったんですが、年齢を重ねていくといろんなことがどうでもよくなってくるので、最近では「そうです。わたすが湘南ボーイです。」みたいな心持ちで、むしろ湘南ボーイのイメージを私に寄せに行かせるくらいに思ってればいいんじゃないかと。あくまで気持ちの話であって、なにをするわけでもないですが。

 

なんでこんなこと書いてるかというと、さっきの所沢市民の話に戻るんですが、新橋も所沢と同じく年4回で会期1週間なんで、年間でほぼ1か月。さっきの論に沿って言えば、私は港区男子でもあることになります。港区男子のイメージが私に寄せに行ったらなかなか面白いなと。

東京カレンダーの特集が

「今、小林秀雄がアツい」とか「つげ義春聖地巡礼」とか「The Residentsの素顔大公開」とかね。

そんなことを思ったんです。

 

 

本日も私の妄想にお付き合いいただきありがとうございました。お疲れさまでした。


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徳を積む

10/17(火)

朝起きて梱包、発送。最近ネットの注文が多くてありがたい。

11時開店。ひたすら新書の値付けをする。

 

 

「よう、久しぶり。」

コンビニで声をかけられて振り向くと、旧友のカール君がいた。

数年前、西日本の方に引っ越したと風の噂で聞いていたのでびっくり。早速、近くの居酒屋に行き、旧交を温める。

古川君の家に行くと必ずカール君がいて、よく一緒に遊んでいたこと。市民プールの売店カール君そっくりの子がいて、間違えて話しかけそうになったことなど。思い出話に花が咲く。

しかし、昔から軽いやつだったけど、心なしかさらに軽くなった気がする。さっぱりしたというべきか。まあ、だいぶご無沙汰だったから、多少性格も変わるもんだろう。

「そういえば、西日本のどこかに引っ越したって聞いてたけど?」

「いや、僕はずっと千葉にいるよ。」

「千葉?」

カール君が懐から取り出した名刺を見ると、

『千葉県鎌ケ谷市 かるいコーンスナック』と書いてある。

 

「・・・君は・・・明治カール君じゃないのか?」

男は何も言わず、ただニコニコと笑いながらこちらを見ている。

 

 

 

っていうホラーっぽい話を妄想しながらおやつを食べる。

 

19時閉店。先週仕入れた文庫をバックヤードに突っ込んで、コインパーキングの清算をしようとしたら、間違えて違う車室の清算をしてしまった。

「ロック板むりやり上にあげたらお金返ってこないかな?」などと無駄なことを考えながら、泣く泣くもう一回支払う。でも間違えた車が福祉用の車両だったので、なんか徳を積んだ気がして、ダメージはそれほど負わずに済んだ。

ネットで、他人に迷惑をかけて動画の再生数を稼いだり、SNSであちらこちらに差別的な発言や罵詈雑言をぶつけまくったり、そういう邪悪なやつらを目にするたび、今の世の中では自分みたいに特に社会に貢献はしないけど迷惑もかけず、古本売って粛々と毎日の生活を送ってるだけで、実は徳を積んでるんじゃないかと思っていたが、期せずして更に徳を積んでしまった。徳が高すぎて、なんだか私、自分が怖い。

徳が貯まりすぎてるので、SuicaかTポイントに移行できないだろうか。


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雰囲気ってなにかね?

10/12

バイクで店に向かう途中、バスの後ろで信号待ち。

バスの後部に貼ってある広告の「No.1」の文字。前から何が「No.1」なのか気になってたので、近づいて見てみる。

「神奈川で雰囲気のいいポスティング会社 No.1」

??

これは誰を対象に調査したんだろう。

 

1.ポスティング会社の中の人

2.ポスティングする人

3.ポスティングされる人

 

3は会社の雰囲気とかわかりようがないので1か2だと思うんだけど、「あっちの会社よりこっちの会社の方が雰囲気がいい」みたいに比較前提の質問だから、最低でも2社以上での勤務経験のある人が対象なわけで。そんな数社を渡り歩くポスティング渡世みたいな人いるのかしらん?

たぶんNo.1にすることありきで「調査」してるんだろうけど、アピールするポイントが「雰囲気がいい」って、もっと他になかったんだろうか。何も言ってないに等しい。雰囲気ってなにかね?(菅原文太

 

この空虚な感じはあれだ。小学校で1年に1回出す学年誌に載ってるなんでもランキングだ。「かっこいい人」とか「頭がいい人」とか「足の速い人」とか。どんな地味な子でも、みんなどこかしらに名前が載るやつ。

私は天性のモブキャラ、モブの中の3軍なので、6年間で1度も1位に名前が載ったことがなかった。なんのランキングだったか完全に忘れてしまったが、たぶん「よく食べる人 第3位」とか、そんなんだったんじゃないかな。

学年誌が出るとわりと熱心に読んで「自分はどこかな?何位かな?」とドキドキしながら読んでた記憶があるので、多分このころはまだメインストリームに対する憧れがあったんだと思う。今はそんなのどうでもいい。どうでもいいから古本屋やってる。

 

 

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ナイスじゃなかった

9/30(土)

新橋古本市最終日。7時ごろ出発。コンビニで朝ごはんのおにぎりセット買う。

食べながら、「おにぎりについてくる沢庵はなんで2切か?1切だと『ひと(人)を切る』、3切だと『み(身)を切る』から2枚なんだ。」という、以前勤めていた会社の先輩の、真偽不明な持ちネタを思い出す。

当時はふーんって感じで聞いてたけど、「人」とか「身」とか言う前に、「切る」という解釈をすること自体がよろしくないんじゃないかと思う。忌むべきポイントを間違えている。どうしても「切る」という概念がついて回るというのなら、そんな食べ物つけなくていい。

 

9時半前にシートをはずし始める。今日も蒸し暑い。

15時ごろ、SL前で何かの撮影が始まる。おじさんが一人、大仰な仕草でカメラに語りかけている。

「なんかの宗教の教祖かしらん?でもなんか見たことある人だな」と思いながら、カンペをこっそり覗いてみたら、「ナイスな〇〇」とか「ナイスです。」っていう文字が見えたので、某監督だとわかった。写真で見るよりほっそりしてたのでわからなかった。でも、教祖ってのはちょっと当たってるかも。

2台あるカメラのうち1台が「絶対俺映ってるだろ」って角度で撮り続けるので、昭和の街頭ロケの野次馬よろしく、ピースサインで飛び跳ねながら「いえーい!みんな見てる~?」ってやってあげようかと思ったが、私は常識人なんで妄想するにとどめた。

ひまなんで、食いつきそうな他のテントの本屋さんに、「監督が撮影してる」と教えて回る。Hさんは「『全裸人間』の人だっけ?」と言ってた。そんなドラマないです。

一人での撮影を終え、通行人に何かのインタビューをする撮影をしていたが、相手が80過ぎてそうなおじいちゃんとか、めちゃくちゃ真面目そうな中学生くらいの男の子とかで、あまりうまくいってなさそうな様子。男の子にインタビューしてる時、撮影上相手と距離を詰めたい監督と、なるべく距離を取りたい男の子が、詰める→離れる→詰める→離れるを繰り返していくうち、撮影開始から終了までに2Mくらい位置がずれてたのはちょっと面白かった。

 

そんなこんなをボーっと眺めてたら、一瞬監督と目が合った。

「君!ナイスですねー!」

と、男優にスカウトされるんじゃないかと妄想してしまった。

大学卒業後、リフォームの営業、自転車屋、郵便配達、金型の設計、古本屋と、支離滅裂な職歴を重ねているので、次は男優もいいな。「毒喰らわば皿まで」理論で行くと、なかなかいい皿だと思う。その後はハイパーメディアクリエイターとかなんかを転々として、職歴国士無双を狙うのもオツだな。と思ったが、当然スカウトはされなかった。ナイスじゃなかったみたいですねー。

 

18時新橋古本市終了。20時過ぎに組合に到着して荷物を降ろす。昨日の市場での疲れもあってヘロヘロになりながら帰宅。失神するように就寝。


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お前は腐ったみかん風

またしてもお久しぶりの更新です。こんばんは。

「そういえば、ブログってあったな」と思い出したタイミングで気まぐれに書いております。

以前友人が、「雲雀洞さんはすごい」と褒めてくれたので、なんでか聞いてみたら、古本屋なのに己の文章を恥ずかしげもなく晒すなんて勇気がある、ということだったみたいです。で、肝心のその文章はどう思うか聞いてみたら黙ってしまいました。

いいんですよ。文章力なくたって古本屋の商売とは関係ないですから。感想聞いて黙ることないじゃんよ、とは思いましたけど。

 

秋の催事のご案内です。よろしくどうぞ。

今後の催事予定

~10/4 フジサワ古書フェア(開催中)

9/25~9/30 新橋古本まつり

10/7~10/8 横浜めっけもん古書展

 

先日、近くに居合わせたお兄ちゃん2人のおしゃべりを聞くともなく聞いてたんですが、片方の人が頻繁に「ワンチャン」と「~系」を使いまくっていて、「そんなに使わなくてもワンチャンいい系?」と思いました。

「系」は、「です」とか「だ」の言い換え程度の言葉で、それ自体なんの意味もないので、どうせだったらもうちょっと違う言葉がないかなと思い、「風(ふう)」なんかどうだろうと思いました。

「お前は腐ったみかん風!」

「レインボーブリッジ封鎖できない風」

「山守さん、弾ぁまだ残っとる風」

 

核心には触れず、言い切らず、表現がフワッとするので発言の責任も緩和されるはずです。たぶん。

 

これを発展させていくと、

「例えば。例えばの話よ。お客さんの車の近くでさ、靴下にゴルフボール状の何かを入れて?ブンブン振り回したり?あ、車にはあてるなよ。絶対にあてるなよ。でも、万が一あたっちゃっても?それはしょうがない?みたいな?」

こんな感じで言うと、指示にはならないし、ゴルフへの冒涜にもならないんじゃないかと思います。便利でしょう?

法的にどうかは知りません。倫理的にはアウトです。

 


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ロッキーロード!ロッキーロードで!

<今後の催事予定>

3/30-4/2 青札市(高円寺 西部古書会館

3/23-4/19 フジサワ古書フェア

4/8-4/9  横浜めっけもん古書展(反町 神奈川古書会館)

 

今日は高円寺西部古書会館の青札市の搬入、藤沢の補充に行ってきました。

 

日中ムシムシする陽気で、藤沢の補充を終えるころにはちょっと汗ばむくらいでした。

猛烈にアイスが食べたくなってきて、同じビルにサーティワンが入ってたことを思い出したので、恐る恐る覗いてみました。

以前、妹の誕生日ケーキとアイスを買いにサーティワンに一人で行ったもののシステムとかがよくわからず、店員のお姉さんに┐(´д`)┌みたいな顔をされて以来、このお店入るの恐いんです。

 

店内を覗くと、ちょうど何かの習い事が終わったタイミングなのか、若いママさん数人と、小学校低学年くらいの子が8人くらい、あと女子。

一瞬、というか店出るまでずっとひるみ続けてましたが、もうアイスの口になっててしょうがなかったので、とりあえず頑張ってママさんの後ろに並びました。並んでからまたしてもシステムを理解してないことに気づき、ここで逃げるのもなんか恥ずかしいので、目をバッキバキにして、前の客と壁のメニュー、貼ってある注意書き、店員の動きに全神経を集中しました。

「お金を払ってから、アイスを選ぶらしい」

カップorコーン、スモールorレギュラー、シングルダブルあとなんかでかいのから選んで注文するらしい」

「持ち帰り30分ならドライアイス無料」

「スプーンの有無を聞かれるらしい」

 

了解。脳内で練習。

 

持ち帰りカップシングルレギュラー持ち帰りカップシングルレギュラー持ち帰りカップシングルレギュラー持ち帰りカップシングルレギュラー持ち帰りカップシングルレギュラー持ち帰りカップシングルレギュラー持ち帰りカップシングルレギュラー持ち帰りカップシングルレギュラー持ち帰りカップシングルレギュラー持ち帰りカップシングルレギュラー

 

蛭子さんの漫画のキャラみたいな変な汗を出しながら脳内でオーダーの練習をしてる間、前に並んでた子連れのママさんが訝しげにチラチラこちらを見てきます。

「おっさんが甘いの好きだっていいじゃんよ。そんなに珍しいかよ。ジェンダーだよジェンダー。あんたジェンダーがあれだよ。ばーかばーか。」

テンパってるので、完全な被害妄想に対して脳内で空虚な反論をしたりしてましたが、おっさんがアイス屋にいることじゃなく、目バッキバキで店内を観察していたことを怪しんでたんだと思います。だとしたらママさん、あなたは正しい。世の中危ないおじさんもいるから気をつけなさい。あと、ばかって思ってごめん。

 

ついに自分の番がきました。

「お待たせいたしました。」

「持ち帰りカップシングルのレギュラー(`・ω´)

「ありがとうございます。400円になります。」

「500円で(`・ω´)

内面では吐きそうになってるのですが、強がりは得意なのでハッキリクッキリ受け答えできました。よく出来ました。

 

「アイスはお決まりですか?」

決めてませんでした。どうしよう。

無類のチョコレート好きなのでチョコならなんでもいいけど、何があるのかわかりません。なんか一番遠くの方にチョコ色のアイスが見えるのですが、そこまで行って「えーっとぉー」とか言って間に後ろのヤンママに「チッ!」って舌打ちでもされようものなら「もういいです!」と言い残してダッシュで逃げ出すくらい、精神的に追い込まれてます。

どうしようどうしようと思ってたら、ちょうどレジに近いところにチョコ色の何かが見えました。

「ロッキーロード!ロッキーロードで!」

助かりました。たぶんチョコの何かです。

 

店員のお姉さんがアイスをカップに入れ、蓋をしてこちらに見せながら何か言ってましたが、ゴールはもうすぐそこという安心感から、放心状態でよく聞こえず、とりあえずハイ、ハイと答えました。やっと食べられる。

いや。今なんか言ってたのはもしかして「スプーンはご不要ですか?」じゃないのか。ハイっていっちゃったよ。どうしよう。手づかみ?

不安になりながら、お姉さんの次のアクションを待ちます。

「スプーンはつけますか?」

ここだ!よかった!ください!ください!

 

ふらふらになりながらなんとかアイスを買うことができました。

ネッチョリ濃厚&アーモンドの食感がよかったです。

サーティワンのシステムは理解したので、もう大丈夫です。

次はアイスケースに片肘つきながら、

「そうね。今日はダブルでいってみようか。ポッピンシャウワーとナッツトゥユー(店員さんにウィンク☆)で」

って言います。

 

 

ちなみに、過剰な自意識で精神を削った記録第一弾はこちらです↓

hibarido.hatenablog.com


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