読まなければよかったのに日記

店舗:横浜市中区伊勢佐木町4-114-101 絶版文庫・古書漫画高価買取致します

近況

1ヶ月ほどお休みしてましたが、5月28日(木)からお店を再開します。

当面の間は営業時間は休業前と変わらず11時~18時(金曜日のみ17時まで)で営業します。

お休みの間に棚を変えてみました。開業してから、催事などでお馴染みの六尺のスチールラックを使ってたんですけど、中途半端な奥行きなんで、たまに奥のほうに帯とかパラフィンとか四六判とかがクシャクシャって詰ってたりするんですよ。見た目のかっこ悪さは別に気にしないんでいいんですけど、スペースに無駄があるのも嫌だったのでもうちょっとまともな棚に新調しました。

今まで文庫と単行本はきっちり分けてましたが、映画、音楽、思想、民俗学、風俗関連の文庫はジャンルごとに単行本と同じ新しい棚にまとめてみました。つまりその分文庫の棚が空いたので、全体的に文庫の量が増えたということです。雲雀洞文庫専門店化待ったなしです。

業務上のお知らせは以上です。

 

 

休業で自由な時間が増えたので、いい機会だから今まで読めなかった本をたくさん読もうと意気込んでたんですが、なんだかんだほとんど読めず、結局休みの間に読んだのは、神聖喜劇(漫画の方)と博多っ子純情(愛蔵版全5巻。のちに全体の半分くらいまでしか収録されてないことが判明)と、あと、なんか軽いエッセイとか対談本など数冊って感じです。仕事以外に1ヶ月何してたのかほとんど記憶にないです。かろうじて、ラジオ聞いたり、ちゅうえいのギャグをyoutubeで見てた記憶はうっすらあります。

そんな感じでほとんど誰とも喋ってないので、たまに喋ることがあると、ちょっと緊張します。

ただ生活態度はだいぶ良くなりました。運動不足で体がずっとダルかったので、毎日1時間ほど近所を散歩する、朝夜は100%自炊、果物も食べる、ジップロックの袋も洗って再利用するという、今まででは考えられなかったレベル(当社比)の丁寧な生活をしてます。そもそも自炊なんてほとんどしなかったので、ジップロックすら家に無かったですからね。人間て変われるんだなと思いましたね。

 

変わったといえば、最近涙もろくなった気がします。

実際に涙はでてないんですけど、ちょっとうるっと来たのが2回ありました。1回目は、博多っ子純情を読んだ後、博多の山笠の映像をyoutubeで見た時。2回目は今週の「問わず語りの神田伯山」で、「友達がいない」とかボヤいたり、いつも通りの悪口を喋ったあと、「なんで敵ばっか作るんだろ。もう。俺もう。」とボソッと言った時です。

僕の思い込みかもしれないですけど、伯山という人は芸や笑いに関しては天才的に器用な人なのに、生き方は不器用な人なんだなと思って。山笠に関しては自分でもよくわからないです。

自分でもよくわからない理由で泣けてくるんですから、もしかしたらそのうち、ちゅうえいのギャグで号泣しだす可能性もなくはないです。

近況は以上です。